江戸切子 シャンパンフルートグラス 大正時代

投稿日 - 2019年6月21日

とまり木の開店の際に目黒の骨董通りを探索中、偶然出会ったグラス。6脚ありましたが、現在5脚 とまり木のカクテルグラスのメインで使ってます。

江戸切子は、1834年(天保5年)江戸大伝馬町の びいどろ屋 加賀屋久兵衛が、金剛砂を用い、ガラスの表面に彫刻することを工夫したのが始まりです。

明治時代に入って、ヨーロッパのカットグラスの技法が導入され、ガラスの表面に様々な模様を施すガラス工芸の技法が確立され、今日まで伝承されています。

大正時代には工芸ガラスといえばカットガラスと言われる様に急速にカットガラスの文化が発展したそうです。是非大正ロマンを感じながらお飲み下さいませ!

「切子(切り子)とは」
切子ガラス・切子細工と呼ばれる事もありますが、何れも、カットグラスの技法を使い、装飾を施したガラスの事で、カットグラスの和名・日本名です。
**切子 = 国産、手作りとは限りません。

また、色被せ(色のついたガラス)のカットグラス=切子とも捉えられていますが・・・違います。カットグラスの和名ですから、スキ(透明)のガラスにカットでも、切子です。江戸切子は、昔は透明(スキ)が主流とのこと。

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