セーブルワインゴブレット1920年代(バカラ作成)

投稿日 - 2019年6月21日

セーブル・クリスタルガラス工場は1686年、ルイ14世がシャイヨー宮に創設した王立ガラス製作所が前身で、1870年代、工房をポンパドール夫人がセーブルのベルビュー城に移転したのが始まり。

のちにロレーヌ地方へ移転し、1885年には、所有者名と合併工場の名称を併記した「ランディエ・ウーディユ・クリッシー・セーブル・クリスタル工場」となり、1900年からはランディエ&ソンズ・セーブル・クリスタルガラス工場、1930年からは、クリッシー・セーブル連合クリスタル工場となった。

とまり木開店前の骨董市で購入した品ですが、譲って頂いたおば様商人曰く、セーブルの下請けとしてバカラがグラスを製造していた時代があるらしくその頃の作品ではとの事。春らしい華やかなグラスです。

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